脳みそのリセットボタン

Writings

ごあいさつ

「ひ全出期間」(ひとつのテーマに沿ってバンドメンバー全員がそれぞれ記事を出力する期間)もめでたく2週目を迎えることができました。これも皆々様の協力あっての結果でございます。まことにありがとうございます。

今タームの話題は「『頭を真っ白にしたいときに聴くアルバム』の紹介」です。

「頭を真っ白にしたいときに聴くアルバム」の紹介

お久しぶりです。shibeです。先週同様にかしこまったごあいさつをしようと心がけましたが、それらしい言葉が一切出てきません。そういった中、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

shibeって誰?という人はこちら!

今週のお題は「頭を真っ白にしたいときに聴くアルバム」を紹介せよ、とのことでした。頭を真っ白にしたい方がメンバーにいるのでしょうか。彼(もしくは彼女)を救うべく、早速ワタクシが誇る「あたまっ白アルバム」を紹介いたします。

閑話休題

お題には「頭を真っ白にしたい」とありましたが実際にはどこからどこまでが頭なのかは厳密な定義を行っていません。また、「真っ白」という状態も「アルバムを聴く」という行為で直接的に引き起こされるものではない(音声信号を用いて白い塗料を頭部にまんべんなく付着させることは可能ではあるのでしょうが、それが可能なアルバムは一位に定まらないはずです)と考えました。

そのため、ここでいうところの「頭を真っ白にしたい」という言葉はあくまで比喩であるということがわかります。喩えている状態について考えてみましょう。「頭」は人体の頭部を指すほかに、「脳」あるいは「思考状態」を意味することが多いことがわかっています。さらに「真っ白」という色は往々にして「色がない状態」を示す頻度が高く、それにより「ゼロ」「Null」「無」という状態の比喩としてよく用いられるようです。

上記の前提をふまえると、「頭を真っ白にしたい」とは「思考を無にしたい」つまり「なにも考えたくない」と考えることができます。

それでは、「なにも考えたくないときに聴くアルバム」を考えてみましょう。

なにも考えたくないなら

長々しい前置きはこのあたりにして結論を申し上げると、自分は「橋本絵莉子波多野裕文」の「橋本絵莉子波多野裕文」を聴くと思います。

橋本絵莉子波多野裕文 | 橋本絵莉子波多野裕文 | ソニーミュージックオフィシャルサイト
ソニーミュージックによる橋本絵莉子波多野裕文公式サイト。橋本絵莉子波多野裕文の最新ニュースやリリース情報、ビデオ、ライブ・イベント出演情報、メディア情報などを掲載。

理由はかんたんで、「情報量が多い」ためです。

先程は「なにも考えたくない」ときと申し上げましたが、これは深読みをすると「自分の環境の周りのことについてなにも考えたくない」ということなのだと思います。頭に入ってくる情報の量をめちゃくちゃに増やしてしまい、悩みごとにアクセスできなくしてしまいましょう。

情報量が多い?

どのあたりに情報量があるのか。。楽曲にふれる前にも罠はたくさん待ち構えています。まず作品名とアーティスト名がともに「橋本絵莉子波多野裕文」です。すでに文字数が多い。一体何者なんだとGoogleで調べて、彼女たちのHPに行った先にも罠はあります。アドレスバーを何気なく見かけるとそこにはyabaiojisan.comという文字が飛び込んできます。普段何食ったらこんなドメイン思いつくんだ。

橋本絵莉子波多野裕文 オフィシャルサイト
チャットモンチーの橋本絵莉子と、People In The Boxの波多野裕文によるデュオ、橋本絵莉子波多野裕文が 1st Album を 6/21 リリース!

CDを買ったときについてきたステッカーにもやばいおじさんが

曲はどう?

曲についても情報量はかなり多いほうだと思います。橋本絵莉子の書く非常にパーソナル、かつノスタルジックな歌詞。その言葉が乗った非常にキャッチーなメロディ。さらにあちこちに隠し味的に配置されたノイズ・ギターと効果音。たまにノイズがはみ出てしまうのもおちゃめなところだと思います。

この曲については、ビデオも尖りまくっていてすごい 多肉植物きれい

ポイントは「うるさい」「破綻している」「ただ何がなんだかわからない」とはならないような配置だと思いました。それは歌詞であったり、メロディであったり、あるいは演奏であったりといった箇所にも現れていて、その上どこにも刃物のような鋭さはない。しかしそこにある「過去の橋本絵莉子が見たもの」が無視できずにどんどんと積み上がっていく。そんな一枚だと思います。名盤です。

おわりに

いかがでしたか?みなさんも「橋本絵莉子波多野裕文」の『橋本絵莉子波多野裕文』を聴いて頭を漂白してください!

そんな「橋本絵莉子波多野裕文」の影響を受けた(shibeがドラムを叩いている)作品も聴いてみてくださいね◯ダイレクトマーケティング

From Beginnig To End by Four Meals A Day
アルバム • 2018年 • 4曲 • 14分

そろそろ寝ます。

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